➀テキサスの食 Stubb BBQ ソース
テキサス州ラボックに1931年に生まれたスタブブルフィールドが、朝鮮戦争中に参加中負傷し食堂に入り、1967年軍をやめラボックで修行し、1968年にバーレストランを経営して作られたバーベキューソースがベース。
ブルースなど音楽の演奏をそのバーで行いBBキングなども演奏し、音楽の聖地的な存在になる。その後閉店し、1986年テキサス州のオースティンで新たに再開。1980年代末に閉店し、スタブブルフィールドは亡くなるが、ソースとマリネが商品となり売られる。
この商品はオリジナル味ではなく、バーボンとスモークしたヒッコリー(樹木)味。
②アメリカのBBQ
■歴史■
アメリカのBBQは、コロンブスがアメリカ大陸を発見した辺り位から記録があるようですが、原住民がおこなっていたのか、ヨーロッパ移民が行ったのかはっきりしないようですが、直火に当たらないように生木で組んだプラットフォームで調理するところから始まったようです。
その後、イギリスのヴァージニア植民地あたりから本格化し始め、ヨーロッパから家畜用の豚肉と牛肉が輸入され、さらにイギリスからはヴィネガーソースなどが持ち込まれ発達したようです。
特に、植民地においては黒人奴隷が調理をつとめていた関係もあり南部において伝統的に行われ、奴隷解放後に北部に、さらに鉄道や運河の開通により西部にも普及したようです。
■定義■
火を使って野外で調理する事が一般的で、燻製のにおいを付けることが特徴のようです。
➀お肉②木材による煙➂ソースやシーズニングの三つの要素によって成り立ちます。
➀お肉は、豚肉や特に豚のバラやプルドポークの為には豚肩肉が使われるようです。テキサスでは牛のブリスケット(肩バラ)が使われる事が多いようです。
■料理■
・ヴィネガーベースのソース
ノースカロライナ州ではこのソースが使われる事が有名のようです。
・プルドポーク(Pulled Pork)
テキサス州やノースカロライナ州などの南部の伝統食でバーベキュースタイルでつくられることが一般的です。
【原料】原料は豚の肩で作られるようです。
【時間】基本的には木材による弱火により時間をかけて作ります。12時間くらいかけて作ることも多いようです。
【温度】温度は90.5~96℃の内部温度を目指し、煙は135℃くらいのようです。
【食べ方】できたお肉はしぐれ状にほぐれるため、ほぐしてソースなどをミックスして食べることが多いようです。